予防 小児歯科

予防歯科ってなに?

当院では、一口腔単位での健康を大切にしています。

痛む部分だけ治療するのではなく、虫歯や歯周病になりにくい口内環境を維持することを目指しているのです。

予防歯科では、虫歯や歯周病になる前に予防する治療を行います。歯科医院での予防治療だけでなく、日常のブラッシングも大切で、正しい歯みがきの方法も指導しています。

予防歯科のメリット

虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐことができます。
痛みが出てから治療するのに比べて、治療費の負担を軽減することにもつながります。

普段とりきれないお口の中の汚れを除去することで、気持ちもスッキリしますし、口腔内を健康に保つことは、全身の健康にもつながります。

当院の治療方法

まず患者さんのお話をうかがうことからスタートします。虫歯や歯周病になりやすい生活習慣があれば、改善するためのアドバイスもします。

次に歯科用CTを使って、お口の中をチェックします。自分の口の中がどういう状態になっているか、モニターで見ながら説明を受けることができます。

また、プラークチェックをして、歯垢や歯石を超音波スケーラーでとり除きます。
普段の歯みがきではとりきれない、タバコのヤニやコーヒーの着色汚れなども、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)でとり除くことができます。

当院にある歯科用CTを使って、お口の中の3次元画像のビフォーアフターを確認できます。 フッ素塗布することによって歯質を強化し、虫歯予防も可能です。

虫歯や歯周病を予防するには、毎日のブラッシングが大切です。
当院では、正しいブラッシングの方法も指導しています。

自宅での歯みがきの時にも、殺菌水「エピオスウォーター」を使います。
エピオスウォーターを口に含んで20秒うがいをしてから、エピオスウォーターを口に含んだ状態で、電動歯ブラシでブラッシングするのがおすすめです。

定期検診の習慣化は、お口の中全体を健康に保つことにつながります。
口腔内の健康は、全身の健康につながっているので健康寿命を長くするためにも重要なポイントです。

小児歯科ってなに?

小児歯科では、お子さんの虫歯の治療や、予防のためのブラッシング指導などを行っています。 乳歯は永久歯に比べてやわらかく、虫歯の進行が早いです。
虫歯が大きくなる前に、お子さんの歯の治療をするようにしましょう。

子どもの普段の生活で気をつけること

泣き止まないからといって、お子さんにアメをあげる習慣があると、虫歯になりやすくなってしまいます。
普段から甘いお菓子は控えめにすることが大切です。

お子さんが自力で歯みがきするようになると、磨き残しが虫歯の原因になります。
永久歯に生え変わるまでの時期は、親御さんの歯みがきチェックが必要です。

当院の小児歯科の治療法

フッ素塗布

歯にフッ素を塗布すると、虫歯になりにくい歯質になり、虫歯を予防することができます。

シーラント

歯ブラシが届きにくい奥歯の溝をプラスチック樹脂でコーティングする「シーラント」は、歯の汚れが落としやすくなり、生えたばかりの永久歯を虫歯から守ることができます。
お子さんが小さいうちは、磨き残しがないか、親御さんがチェックしてあげましょう。

小児歯科を始めるタイミング

3歳くらいから定期検診を始め、まずは歯医者さんに慣れることからスタートします。
大きな虫歯になって痛い思いをすると、お子さんが歯医者恐怖症になってしまいますが、定期検診を習慣化すれば、虫歯が小さいうちに見つかり、痛みも治療期間も短くて済みます。
フッ素塗布で虫歯を予防することもできます。
子どものころから正しいブラッシングを行い、虫歯になりにくい状態や生活習慣を維持することが大切です。

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